銀行ならではの金利や便利なアプリで人気を集めているりそな銀行カードローンに申し込みたいけれど、審査に通るか不安と感じている人は少なくありません。
銀行系カードローンは消費者金融に比べて審査が慎重に行われる傾向があり、収入の安定性や信用情報、他社借入の状況などを細かく確認されます。
「自分の収入で本当に借りられるの?」
「過去のクレジット利用が影響しないか心配。」
上記のような不安を抱えている人のために、この記事ではりそな銀行カードローンが重視する審査のポイントや通過のコツ、落ちやすいケースと対策まで分かりやすく解説しています。
ぜひ最後まで読み、審査に備えて準備を整えた上で申し込みましょう。
りそな銀行カードローンの審査は甘くない!見られる項目と審査通過のコツ
りそな銀行カードローンの審査は、決して甘くありません。
ローン以外の金融商品も取り扱っている銀行という性質上、申込者に対して信頼性の高さを求めます。
りそな銀行カードローンの審査で重視されるのは、以下のポイントです。
- 安定した収入と返済能力があるか
- りそな銀行との取引実績があるか
- 他社での借入状況や信用情報に問題がないか
りそな銀行カードローンを利用するには、安定した収入と返済能力が必要です。
りそな銀行との取引実績があると、審査で有利になる可能性も。
信用情報がどこまで審査に影響するのかも理解して、ひとつずつ対策を行えば、審査通過の可能性が上がります。
あらかじめ審査通過のポイントを把握して、りそな銀行カードローンに申し込みましょう。
毎月安定した収入があり返済能力に問題がない
安定した収入はりそな銀行カードローンの審査において、最も重視される要素のひとつです。
雇用形態に関わらず、継続した収入があれば審査の対象になります。
例えば月収が15〜20万円前後であっても、3ヶ月以上同じ勤務先で働いていて、給与受取が安定していれば審査通過の可能性も。
収入が高いに越したことはありませんが、継続した収入があるという事実が最も重要です。
銀行カードローンの返済は長期化する傾向にあり、毎月遅れずに支払えるかがチェックされています。
例えばりそな銀行カードローンで10万円借りると、返済期間は76回で6年以上かかる計算です。
10万円借りたときの返済額は2,000円と無理のない金額なので、年収の高さよりも継続性が重視されます。
審査に落ちる可能性があるのは以下のケースです。
- 勤務歴が1ヶ月未満
- 収入に波がある
勤務歴が1ヶ月未満だと今後辞める可能性があると不安視され、審査で不利になる可能性も。
収入に波があると、月によっては返済にお金を回す余裕がないと判断されがちです。
勤続年数が短い人は少なくとも3ヶ月以上経過するのを待つ、収入が不安定なら勤務時間やシフトの調整で可能な限り一定にするといった対策を行いましょう。
既に他社で返済の滞納があると、返済能力がないと見なされて不利になるケースもあります。
確定申告書の提出や過去の入金履歴で安定性と誠実な返済姿勢を示し、審査通過の可能性を高めましょう。
りそな銀行口座で給与受取や住宅ローンを利用していると有利に働く可能性がある
りそな銀行の口座で給与の受け取りや住宅ローンを利用している人は、カードローンの審査で有利になる可能性があります。
取引実績のある顧客は実績があり安心できる人と判断されるためです。
例えば給与受取の実績は「毎月安定した収入がある証拠」として評価されやすく、住宅ローンの利用歴は「すでに高額な融資に通っている」という信用力の裏付けになります。
返済が滞っていなければ、返済能力にも問題ないと判断され、信用力が評価される可能性が高まります。
ただし、あくまで収入や信用情報と合わせて総合的に判断されるため、必ずしも優遇されるとは限りません。
りそな銀行とのつながりがある人は、りそな銀行カードローンに申し込みましょう。
他社借入がなく同じ職場に長く勤務していることも重要
他社での借り入れがなく同じ勤務先で長く働いていると、りそな銀行カードローンの審査において安心材料となります。
複数社からの借り入れがあると、返済負担の重さから延滞リスクが高いと判断され、審査で不利になる可能性も。
勤続年数が長い方が、転職を繰り返す人よりも収入や生活基盤の安定性があると評価されやすいです。
他社借入や転職歴があっても審査に落ちるとは限りませんが、リスクが低いと見なされ有利に働く可能性は十分あります。
審査対策に役立てるためにも、無理のない返済計画を立てる上でも、現在の借入状況や勤務年数を把握しておきましょう。
信用情報はどこまで影響する?
信用情報は、りそな銀行カードローンの審査において非常に重要な判断材料になります。
信用情報とは、主に以下の情報が記録されたデータです。
- クレジットカード利用状況
- ローンの返済履歴
- 他社からの借入状況
過去の借り入れや返済の履歴に問題があると、「返済能力に不安がある」と判断され、審査に通過しにくくなります。
特に以下の履歴がある際は要注意です。
- 延滞
- 滞納
- 債務整理
直近で複数のカードローンに申し込んでいると、資金繰りに困っていると見なされ、審査が不利になるケースもあります。
特に過去に長期滞納や債務整理の記録がある場合は、りそな銀行カードローンの審査に通るのは極めて難しいと考えられます。
信用情報はりそな銀行や保証会社を通じて確認されるため、審査の申し込み前に自分の過去のカード利用や借入履歴に問題がないか確認しておきましょう。
以下のいずれかの信用情報機関で、借入履歴に問題がないか確認するための開示請求が可能です。
機関名 | サイトURL | 情報開示手数料 |
---|---|---|
CIC ※オンライン請求停止中 | https://www.cic.co.jp | 500~1,000円 |
JICC | https://www.jicc.co.jp | 1,000円 |
全国銀行個人信用情報センター(KSC) | https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/ | 1,000円 |
ただしCICにおいては、PCやスマホからのオンライン開示が休止中で、再開は2025年10月9日予定です。
信用情報機関ごとの保存期間は以下の通りです。
機関名/事故内容 | 長期延滞 | 債務整理 (任意整理等) |
個人再生 | 自己破産 |
---|---|---|---|---|
CIC | 5年 | 5年 | 5年 | 5年 |
JICC | 5年 | 5年 | 5年 | 5年 |
全国銀行個人信用情報センター (KSC) |
5年 | 5年 | 7年 | 7年 |
過去に延滞や債務整理をした場合でも、原則5年〜7年で情報は削除されます。
保存期間が経過すれば、新たな借り入れのチャンスが生まれる可能性もあります。
延滞や債務整理で審査に自信がない人は、信用情報機関の情報保管期限が切れるのを待ってから申し込みましょう。
りそな銀行カードローンの審査に落ちやすい人の特徴と改善のヒント
りそな銀行カードローンの審査に落ちやすいのは以下に当てはまる人です。
- 収入がない、または不安定な働き方をしている
- 過去に保証会社との間で信用トラブルを起こしている
- 他社で2件以上の借り入れがあり、返済負担が大きい
りそな銀行カードローンの審査は、信頼性や返済能力を重視する銀行ならではの厳しさがあります。
収入が不安定な人や他社で2件以上の借り入れがある人は、審査に通りにくい傾向です。
とはいえ事前に自分の状況を冷静に見直し、少しずつ改善すれば審査に通過できる可能性は高まります。
不安をひとつずつ減らして、安心して申し込みを進めましょう。
収入がない人や不安定な個人事業主は審査落ちの可能性が高い
現在収入がない人や収入の変動が激しい個人事業主は、りそな銀行カードローンの審査で不利になる可能性が高いです。
カードローンの審査では安定かつ継続した収入が最重要視されるため、一時的に高収入であっても、毎月の金額が大きく変わる場合は返済能力が不安定と判断されます。
特に以下のようなケースは返済能力がないと判断されがちです。
- 月によって売上や収入が大きく変わる
- アルバイトやパートでシフトのばらつきが大きい
- 納税実績がない、または確定申告をしていない
- 開業から日が浅く、事業の継続性が確認できない
例えばフリーランスや自営業者は、以下のような書類で「安定した収入の証明」が可能です。
- 確定申告書(直近1~2年分)
- 納税証明書(所得金額用)
- 銀行の入出金明細書(売上や入金実績が確認できるもの)
- 収支内訳書または青色申告決算書
上記を提出できないと、収入の裏付けが取れないと判断され、審査で不利になります。
りそな銀行カードローンは、申込限度額が50万円以下なら原則収入証明書類の提出が不要です。
収入の安定性が不安な人は、提出の必要性にかかわらず自分から収入証明書類を提出すると、収入の安定性を示せる可能性もあります。
自身の収入が「客観的に安定して見えるか」を意識し、必要書類を整えて審査通過の可能性を高めましょう。
りそな銀行カードローンの保証会社でトラブルを起こしている
りそな銀行カードローンの保証会社と過去にトラブルがある場合、審査に通るのは非常に難しくなります。
申込条件に「保証会社の保証を受けられること」と明記されており、過去に支払い遅延や債務整理の問題を起こしていると、保証を拒否される可能性が高いためです。
りそな銀行カードローンの保証会社は以下の4社です。
- りそなカード株式会社
- 株式会社ドコモ・ファイナンス
- 株式会社オリエントコーポレーション
- アコム株式会社
上記会社の関連サービスで滞納や延滞履歴がある場合、情報が共有されている可能性が高いです。
りそな銀行側の審査基準を満たしていても、保証会社の判断次第では申し込みが通らないケースも考えられます。
信用情報機関に登録されている長期延滞や債務整理の履歴は、5年経過すると削除されるルールです。
しかし保証会社独自の情報は半永久的に残る可能性もあり、1度でもトラブルを起こしていると審査に通らない可能性も。
過去に保証会社との間でトラブルを起こした人は、りそな銀行カードローンではなく別の保証会社が保証業務を行っている銀行カードローンに申し込みましょう。
2社以上から他社借入がある人はまず完済を目指す
他社で2社以上の借り入れがある人は、まず借入件数を減らす必要があります。
金融庁は2017年以降、銀行カードローンの貸付実態の調査を実施。
過剰融資を防ぐ目的で審査体制の見直しを要請しており、複数の借り入れがあると返済能力に不安があると判断されやすいためです。
複数の借り入れがある人は、借入件数を1件まで減らしましょう。
借入額が少ない借入先を優先して完済し、解約すれば、審査通過の可能性を高められます。
借入件数だけでなく現在の返済状況も重視されるため、返済の遅れや滞納があれば信用情報にマイナス評価が残り、審査通過はさらに困難になります。
滞納したままの人はまず完済を目指し、今後の返済は期日通りに行い、信用情報の改善を心がけましょう。
地道に信用情報を改善すれば5年後には記録が消えるので、審査通過の可能性が確実に高まります。
りそな銀行カードローンの審査前に押さえるべき基礎知識
りそな銀行カードローンを検討するなら、審査前にサービスの仕組みや特徴をしっかり理解しましょう。
仕組みを把握せずに進めると、申し込み後に後悔する可能性もあります。
審査を受ける前に必ず押さえておきたいポイントは以下の5つです。
- オンラインで申し込みから契約まで一貫して行える
- 普段のキャッシュカードがそのまま利用可能
- 低金利と特典制度で長期利用にも向いている
- ポイントや自動融資などの付帯機能も充実している
- りそな銀行カードローンが向いている人の特徴
りそな銀行の口座をすでに持っている人や、スマホでの手続きに慣れている人には非常に使いやすいサービスです。
りそな銀行カードローンの基本を理解して、後悔のない申し込みをしましょう。
オンラインで申し込みから契約まで一貫して行える
りそな銀行カードローンは、申し込みから契約までの全手続きをオンラインで完結できます。
来店不要の仕組みは、忙しい人や時間がとれない人にとって大変便利です。
手続きの流れは次の通り。
- 公式サイトから申し込みフォームにアクセス
- 必要事項を入力
- 本人確認書類のアップロード
- 審査結果の連絡
- 契約手続きの実施
- 借り入れスタート
店頭での面談や印鑑の押印といった面倒な手続きがないため、申し込みから借り入れまでがスムーズに進められます。
仕事や育児で平日に時間を取れない人でも、空いた時間に手続きできる点は大きなメリットです。
オンライン申し込みでも不明点があれば電話やチャットで問い合わせ可能なので、安心して申し込みを進められます。
来店する時間がない、外出が難しいといった人は、りそな銀行カードローンを選びましょう。
普段のキャッシュカードがそのまま利用可能
りそな銀行カードローンでは、既に持っているりそな銀行のキャッシュカードを借り入れや返済に使える仕組みになっています。
新たに専用のローンカードを発行する必要がなく、ATMでの操作も普段通りのキャッシュカードを使って手続きするだけ。
財布の中にカードが増えたり、間違えて別のカードを使ったりという心配がなくなり、手間を省きたいときに便利です。
新たな郵送物が届かない点も、家族に借り入れを知られたくない人にとって安心材料になります。
りそな銀行の口座をすでに持っている人は、シームレスに使用開始できるりそな銀行カードローンで手間をかけずに借り入れしましょう。
低金利と特典制度で長期利用にも向いている
りそな銀行カードローンは低金利で特典も豊富なため、長く付き合えるカードローンを探している人にとって魅力的な選択肢です。
銀行ならではの低金利に加えて、利用継続で受けられる特典制度が用意されています。
りそな銀行カードローンと、一般的な消費者金融カードローンの主な違いは以下の通りです。
金利(年率) | ポイント制度 | その他特典 | |
---|---|---|---|
りそな銀行 カードローン |
約1.45%~13.90% (上限13.90%) |
りそなクラブポイントがたまる (月間平均残高10万円以上で加算) |
住宅ローン利用者は金利優遇(▲0.5%) |
一般的な消費者金融 カードローン |
約3.0%~18.0%(上限18.0%が多い) | 基本的にポイント制度なし | 一時的なキャンペーンは不定期に実施 |
りそな銀行カードローンは一般的な消費者金融と比べて、金利の上限が低めに設定されており、借入期間が長くなるほど利息の差が大きくなる傾向です。
仮に200万円をボーナス払いせず2年で返済する場合のシミュレーションは以下の通りです。
金利(年率) | 月々返済額 | 返済総額 | |
---|---|---|---|
りそな銀行 カードローン |
上限13.90%で設定 | 9,593円 | 230,232円 |
一般的な消費者金融 カードローン |
上限18.0%で設定 | 9,985円 | 239,460円 |
金利の違いだけでも返済総額に約1万円の差が出ると分かります。
りそな銀行には利用によるポイント制度もあり、長期的な利用を前提としたサービスも充実。
返済実績を積めば今後の金融取引で有利になる可能性にも期待できます。
将来的に住宅ローンやマイカーローンを検討している人にとっては、りそな銀行との信頼関係がプラスに働く可能性も。
短期借入を前提とするより、長期的な安心感を重視する人には、りそな銀行カードローンがフィットします。
ポイントや自動融資など付帯機能も充実している
りそな銀行カードローンは以下の通り日常使いでも便利な付帯機能が揃っています。
- ポイント付与
- 自動融資
例えば、りそなグループが提供するインターネットバンキングサービス「マイゲート」に登録すると、ポイントプログラム「りそなポイントクラブ」を利用できます。
りそなポイントクラブでは、カードローンの借り入れや返済、マイゲートへのログインの実績に応じてポイントが貯まり、商品との交換や他社ポイントへの移行が可能です。
カードローンを利用しながらポイントを獲得でき、利息の負担を少しでも減らしたい人にぴったり。
さらに残高不足時には自動でカードローンから補填される「自動融資」ができ、公共料金やクレジットカード代金などの支払い遅延を防げるのも安心です。
りそな銀行ならではのサービスと連携させ、カードローンをより実用的でお得に活用するなら、りそな銀行カードローンに申し込みましょう。
りそな銀行カードローンが向いている人の特徴
りそな銀行カードローンは以下の人に向いています。
- 給与振込や住宅ローンをりそな銀行で利用している
- 毎月安定した収入があり、家計管理をきちんとしている
- 急な出費に備えて、口座と連動した自動融資機能を備えておきたい
- 返済総額を抑えたい、またはゆとりをもって長期間で返済したい
給与振込や住宅ローンをりそな銀行で利用していると、口座の利用状況から信用があると判断され、審査に通りやすい可能性もあります。
安定した収入があり家計管理がきちんとできていれば、返済能力があると認められやすい傾向です。
銀行口座との連携すれば自動融資機能が利用でき、公共料金やクレジットカードの延滞回避にも効果的。
金利の低さから返済総額が抑えられるため、追加返済をしながら早期完済し、返済負担を軽減したい人にも向いています。
りそな銀行カードローンの返済ルールに従うと月々の返済額が低めなので、ゆとりをもって長期返済したい人にも最適です。
一方で、短期完済を前提とした借り入れや、すぐに現金を用意したいケースでは、スピード重視の消費者金融の方が適している可能性も。
長期で借りて計画的に返すならりそな銀行カードローンを利用しましょう。
りそな銀行カードローンのメリット3選
りそな銀行カードローンのメリットは以下の3つです。
- スマホアプリで残高や返済スケジュールを簡単に確認できる
- 銀行ならではの低金利で、長期利用でも利息負担を抑えられる
- 利用実績に応じてポイントが貯まり、他サービスで活用できる仕組みも充実
以下の3つの側面から見ても、りそな銀行カードローンは日常に自然に馴染み、計画的な資金管理をサポートしてくれる存在です。
- 利便性
- 金利
- ポイント還元
自身の生活スタイルに合うかチェックして、申し込みを検討しましょう。
スマホアプリで残高確認や返済管理が簡単
りそな銀行カードローンは、スマートフォン用の公式アプリ「りそなグループアプリ」に対応しており、借入状況や返済スケジュールの確認がとても簡単です。
アプリを使えば、ログイン後すぐに以下の機能を利用できます。
- カードローンの借入残高・借入可能額の確認
- 返済予定日や返済額のお知らせ・通知
- 一部繰上返済(追加返済)の実行
- 普通預金口座の残高・入出金明細の確認
- 借入履歴・返済履歴の確認
- 収支のグラフ表示
様々な処理をアプリ上で完結できるため、ローンの管理を日常の延長でスムーズに行える点が魅力です。
銀行の窓口やATMに行かなくても、スマホひとつで対応できる利便性は、忙しい社会人や時間のない子育て世代にとって大きな強みになります。
利便性を重視して銀行カードローンを選ぶなら、りそな銀行カードローンを活用しましょう。
銀行ならではの低金利と長期返済に対応
りそな銀行カードローンは、低金利かつ長期返済に対応しており、計画的な借り入れをしたい人に最適です。
消費者金融の多くが年利18.0%前後であるのに対し、りそな銀行カードローンは上限13.9065%。
同じ借入額と返済期間で比較すると、金利差により利息の総額が抑えられます。
りそな銀行カードローンは返済期間が最長10年と長く、毎月の返済負担を抑えながら利用できます。
例えば20万円借りたとき、月々の返済額は以下の通りです。
借入先 | 月々の返済額 |
---|---|
りそな銀行カードローン | 4,000円 |
消費者金融の例 | 8,000円 |
月の返済額が8,000円だと生活が圧迫される可能性もありますが、4,000円程度なら無理なく返済できる可能性が高いです。
ただし月額返済額が低いと利息が高額になり、最終的な負担が大きくなるのはデメリット。
普段は最少額で返済しつつ、余裕があるときに追加で返済すると、利息負担の軽減も叶えられます。
無理なく返済したい、長く付き合えるカードローンを選びたいといった人は、低金利と長期返済の組み合わせが魅力のりそな銀行カードローンを選びましょう。
ポイントプログラムで使い道が広がる
りそな銀行カードローンは、利用実績に応じてポイントが貯まる独自の仕組みがあり、「借りる+貯める」を同時に実現できる点が魅力です。
りそなグループのインターネットバンキング「マイゲート」と連携した「りそなポイントサービス」により、日常の銀行取引がそのまま以下の特典に変わる仕組みになっています。
カードローンの借り入れや返済だけでなく、様々な利用に応じて、ポイントが自動的に付与されます。
貯まったポイントは、提携先のギフト券や電子マネーなど多くの特典に交換可能です。
カードローンの借入残高が月中平均10万円以上なら、20ポイント付与されます。
借り入れや返済がただの支出で終わらず、継続的な利用に付加価値が生まれる点は、りそなグループならでは。
日常的にりそな銀行を利用している、少しでもお得に使いたいといった人は、、ポイントプログラムのあるりそな銀行カードローンに申し込みましょう。
りそな銀行カードローンのデメリット3選
りそな銀行カードローンの利用時に気をつけたいデメリットは以下の3つです。
- 即日の借り入れは不可
- 無利息期間がなく短期借入でも利息が発生する
- 審査基準がやや厳しめで通過しにくい傾向がある
りそな銀行カードローンは即日の借り入れに対応しておらず、無利息期間もありません。
審査基準がやや厳しめで、通過しにくいと感じる可能性もあります。
優れたサービスにも注意すべき点はあるものです。
りそな銀行カードローンも例外ではなく、事前に知っておきたいデメリットが存在します。
理解せずに申し込むと、期待とのギャップを感じてしまう可能性も。
あらかじめデメリットを把握して、自分にとって本当に適したサービスか判断しましょう。
即日の借り入れは不可
りそな銀行カードローンは申し込みから契約、借り入れまでに時間がかかるため、即日融資には対応していません。
りそな銀行カードローンの審査結果連絡は原則1週間以内で、状況によっては2週間程度かかるケースも。
最短当日または翌営業日に対応できる銀行カードローンもある中、りそな銀行カードローンは余裕を持った申し込みが必要です。
審査は時間をかけて慎重に行う傾向があり、土日や祝日を挟むとさらに日数が延びます。
りそな銀行カードローンは、今日中にお金が必要といった急な資金ニーズには不向きです。
あらかじめ1週間以上の余裕を持って申し込むか、即日融資が必要なら消費者金融でスピード重視のサービスを検討するのが現実的。
スピードよりも金利や安定性を重視したい人は、りそな銀行カードローンを利用しましょう。
無利息期間がなく短期借入でも利息が発生する
りそな銀行カードローンには無利息期間のサービスが設けられておらず、短期借入でも利息が発生します。
無利息期間は初めて契約する人を対象とした、一定期間利息がかからないサービスです。
数日間の借り入れであっても、借りた日から利息が発生するので、短期間で完済する予定の人にとってはコスト面でやや不利に感じる可能性も。
りそな銀行カードローンは上限金利が比較的低めに設定されており、長期にわたって計画的に返済していく利用スタイルに適した設計となっています。
借り入れの目的や期間に応じて、中長期でじっくり返すか一時的な資金需要なのかを見極めた上で、中長期の利用が希望ならりそな銀行カードローンに申し込みましょう。
審査基準がやや厳しめで通過しにくい傾向がある
りそな銀行カードローンは、消費者金融と比べると審査が慎重に行われる傾向があるため、審査通過までに時間がかかる場合があります。
「貸金業法」に基づいて運営される消費者金融と異なり、銀行は「銀行法」の下でサービスを提供しており、より厳格な審査義務が求められているためです。
年収証明書の取得基準については、ほぼ全ての銀行において、貸金業法上の取得基準と同水準もしくはより厳格な基準を設定しており、銀行業界における標準的な管理態勢として定着していると言える。
引用元:銀行カードローンのフォローアップ調査結果について|金融庁
申込者の信用状況や返済能力の確認に加え、保証会社による審査も含めて慎重な判断が行われます。
消費者金融は1社のみの審査で融資を判断しますが、りそな銀行カードローンは銀行と保証会社両方の審査に通った人しか利用できません。
安定収入があり返済計画をしっかり立てて申し込める人は、低金利で利用できるりそな銀行カードローンを選びましょう。
りそな銀行カードローンの申し込みから借り入れまでの具体的なステップ
りそな銀行カードローンを利用するには、申し込みから契約、借り入れに至るまでに複数のステップがあります。
あらかじめ流れを把握することで、スムーズかつ確実に手続きを進められます。
以下の4つの観点からポイントを整理しました。
- 申し込み前に準備すべき書類や必要情報
- 申し込みから審査、契約までの手順
- 審査結果が届かないときの対処方法
- 契約完了後に実際に借りる方法
りそな銀行カードローンに申し込む際は、書類の提出が求められます。
審査結果が届かないといったトラブルに備えられるよう、対処法を知っておくと安心です。
準備不足によるトラブルを防ぐためにも、手続きの全体像を確認してからりそな銀行カードローンに申し込みましょう。
準備しておくべき書類と事前情報
りそな銀行カードローンに申し込むなら、以下の書類や情報を事前に準備しましょう。
本人確認書類(必須)
- 運転免許証(両面)
- マイナンバーカード(通知カードは不可)
- 健康保険証(住所記載があるもの)
- パスポート(2020年2月以前に発行された住所記載のあるもの)
※スマートフォンやパソコンから画像をアップロードする形式です。
収入証明書類(原則申込金額が50万円を超える場合)
- 源泉徴収票(前年分)
- 給与明細(直近2〜3ヶ月分)
- 確定申告書や青色申告決算書(個人事業主向け)
- 納税証明書(所得金額が確認できるもの)
申込時に必要な主な情報
- 勤務先の名称・所在地・電話番号
- 雇用形態・勤続年数・年収
- 他社からの借入状況(件数・残高)
- 希望借入金額と利用目的
- 本人名義のりそな銀行口座情報(借り入れや返済に必要)
りそな銀行カードローンに申し込むと本人確認書類の提出が求められます。
収入証明書類は原則50万円を超える申し込みをする際に必要ですが、りそな銀行の判断によって提出が求められるケースもあるため、手元に用意しておくとスムーズです。
りそな銀行カードローンの審査は申込フォームに入力された情報を元に行われるので、正確に記入しなければいけません。
申込途中で書類の不備や情報不足があると、手続きが中断されて審査に時間がかかるほか、審査落ちのリスクも高まります。
申込時に必要な情報を事前に確認した上で分からない点は調べて準備を整えると、オンライン申し込みも滞りなく進められ、審査通過の可能性を高められます。
スムーズに申し込むために、必要書類と情報を確認してから手続きを始めましょう。
申し込みから審査~契約までの手順
りそな銀行カードローンの申し込みから契約までの手順は以下の通りです。
- Webまたはアプリから申し込み
仮審査実施(口座未保有または最大50万円未満の場合) - 本審査・必要書類提出
在籍確認(通常は個人名での勤務先電話) - 本審査結果通知(通常1週間以内、書類不備時は2週間以上)
※口座がない人はこの時点で開設が必要 - 契約手続き・カード発行
- 契約翌営業日以降に借入開始(ATM・アプリ振込)
申し込みは、Webやアプリから簡単に行えます。
まず仮審査があり、必要書類を提出して本審査に進みます。
審査中には、勤務先に個人名で在籍確認の電話が入る場合が多いです。
審査結果は通常1週間ほどで通知されますが、口座を持っていない場合はこの時点で開設が必要です。
契約が完了するとカードが発行され、翌営業日以降にATMやアプリから借りられます。
申し込みから借入開始までは、途中で不備がなければ数日から1週間ほどで完了。
安心して申し込むためにも、あらかじめ流れを把握して、落ち着いて手続きを進めましょう。
審査結果が来ない場合に取るべき対応
りそな銀行カードローンの審査結果が来ないときに取るべき対応は以下の通りです。
- 本人確認書類や入力情報に不備があった
- 勤務先が営業時間外で在籍確認が取れなかった
- 申し込みが集中するタイミングで審査に時間がかかっている
- メールの受信設定で審査結果が迷惑メールに振り分けられている
上記のようなときは、りそな銀行の問い合わせ窓口に連絡し、審査状況の確認を行います。
審査が止まっていた場合は、確認すれば手続きが再開されるケースがあります。
安心して申し込みを進めるためにも、早めの確認を心がけましょう。
契約後の借入方法の紹介
りそな銀行カードローンで契約後に利用できる借入方法には、次の選択肢があります。
ATMで借りる | りそな銀行や提携ATMでキャッシュカードを使って引き出し可能。 (平日・休日対応) |
---|---|
スマホやPCで借りる | アプリやネットバンキングで口座に即時振込。外出先でも操作できて便利。 |
電話で借りる | テレホンバンキングで借入依頼が可能。ネットが苦手な方にもおすすめ。 |
上記の方法は全て24時間対応ではありませんが、アプリ経由なら即時振込できるのが大きな魅力です。
借入方法を把握しておけば、必要なときにスムーズに資金を確保できます。
契約後は実際の操作方法を一度確認し、安心して借り入れしましょう。
りそな銀行カードローンを利用する際の在籍確認と会社バレ対策
カードローンを申し込む際、多くの方が気にするのが勤務先にバレないかという点ですが、りそな銀行カードローンは不安にも配慮されています。
銀行カードローンでは、審査の一環として勤務先に電話連絡を入れるケースが多いため、会社に知られたくない人にとってはハードルになりがちです。
以下のポイントに関して、どの程度配慮されているかを知るだけでも、安心感は大きく変わります。
- 審査において在籍確認が行われるかどうか
- 勤務先に知られずに申し込むための配慮や仕組み
不安を抱える人は事前に在籍確認の実施方法をチェックして、焦らず対応できるよう準備を行いましょう。
りそな銀行カードローンの在籍確認の有無
りそな銀行カードローンでは、原則として電話による在籍確認が行われます。
在籍確認は申込者に安定収入があるかを確認し、返済能力を判断するための重要なプロセスです。
審査の過程では、保証会社を通じて勤務先へ連絡が入るのが一般的です。
銀行カードローンの多くで、電話による在籍確認は避けられません。
どうしても在籍確認の電話が不安なら、公式サイトで「原則電話連絡なし」を公言しているプロミスやアイフルに申し込みましょう。
在籍確認で勤務先にバレにくい理由と安心ポイント
りそな銀行カードローンでは、在籍確認の際に勤務先へカードローンの申し込みが知られないよう、配慮した対応が徹底されています。
勤務先に電話がかかってきたらバレるのではと不安に感じる方もいますが、実際にはそのリスクは非常に低いといえます。
主な安心ポイントは以下の2点です。
- 在籍確認の際は銀行名ではなく、担当者の個人名で連絡が入るため、職場でカードローンの申し込みだと気づかれる心配はほとんどない。
- やり取りは非常に簡素で、多くは『○○と申しますが、△△さんはいらっしゃいますか?』程度にとどまり、詳細な用件は伝えられない。
本人が電話に出る、同僚が「今は席を外している」と回答するなど、勤めている事実が分かった時点で在籍確認は終了します。
個人名での連絡や簡素な確認で終了させる配慮により、在籍確認の電話が原因で勤務先にバレる可能性は低いです。
それでも不安なら、あらかじめ会社に「私宛に私用の電話があるかもしれません」と伝えておけば、より安心して申し込めます。
私用電話が禁止されているなら「クレジットカードに申し込んだ」との言い訳を用意して、電話が掛かってきても対応できる状態にしておきましょう。