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アレルギーの病気とは(トピックス)

エピペン®

アナフィラキシーとは、食物、ハチ毒、薬物、ラテックスなどにより短時間に全身、複数の臓器に出現する激しい急性のアレルギー反応です。さらに、血圧が低下して意識障害(呼びかけに反応しない)を生じ、生命を脅かす危険な状態(アナフィラキシーショック)になることがあります。エピペンは、上記のアナフィラキシーがあらわれたときに使用し、医師の治療を受けるまでの間、症状の進行を一時的に緩和し、アナフィラキシーショックを防ぐための補助治療剤(アドレナリン自己注射薬)です。あくまでも補助治療剤なので、アナフィラキシーを根本的に治療するものではありません。エピペン注射後は直ちに医師による診療を受ける必要があります。現在までにアナフィラキシーを繰り返し起こしている場合、微量のアレルゲン(アレルギーを起こす原因物質)でアナフィラキシーが誘発される場合など、アナフィラキシーの発現リスクが高い方は、エピペンを処方してもらい、いつでも使用できるように、常に携行しておく必要があります。

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